
ビーフォレスト・クラブは、「ミツバチと森をつくる」自立型会員グループを対象に二重箱式組み立て巣箱キットを5箱助成しています。
(巣箱単価11,000円相当・蜜蝋付き)
助成する巣箱は、助成対象者40組(200箱)を助成する予定です。(先着決定順です)
自立型会員グループとは、正会員2名以上で構成する自立的にビーフォレスト活動を進めるビーフォレスト・コミュニティです。(サポート会員や家族会員は除きます)
日本ミツバチ管理の未経験者でも大丈夫です!
クラブ本部が、自立できるようにセミナーや研修などで支援をします。






(1)巣箱助成制度の目的と内容
NPO法人ビーフォレスト・クラブは、森や農園などに巣箱を設置して激減する日本ミツバチの繁殖環境作り(ビーフォレスト活動)を行っています。クラブでは、2020年よりビーフォレスト活動を全国に広げるために、巣箱助成を希望する正会員2名以上のグループ(ビーフォレスト・コミュニティ)を募集しています。
クラブは、ビーフォレスト・コミュニティに活動が出来るように巣箱助成やセミナー、研修などの支援を行っています。
※注意:ビーフォレスト活動は採蜜を目的とする養蜂ではありません。(調査採蜜は除く)
ビーフォレスト活動者は、ミツバチの営巣状況を定期的に本部に報告します。
そして、そのデータを基に日本ミツバチの生息地図「ビーフォレスト環境MAP」(環境指標)づくりを参加者全員で行っています。
(2)巣箱助成を受けるメリット
A:巣箱が作れない、ミツバチの知識や経験が無い!
でも、・・・クラブがサポートしてくれるので出来ます!
- 全く知識も経験もないのに出来ますか?
- 巣箱はどのように作るの?
- どうやってミツバチに来てもらうの?
- いつ頃どんな場所にどう置けば良いの?
- 蜜蝋はどのように塗るの?(蜜蝋はキットに付属しています!)
- 自分たちの場所でも出来ますか?
- 森や蜜源植物のこと、ミツバチの生態や管理の仕方・危険性・必要な服装や道具・養蜂振興法など分からないことだらけですが、できますか?
ビーフォレスト・クラブが支援します!
B:巣箱・知識・経験を実践的に学ぶことが出来ます!
①ビーフォレストセミナー
ミツバチと出会うために必要なミツバチの生態・森の生態系・「ミツバチと森をつくる」自然養蜂等の基本的な知識を学びます。(1回 2,000円)
②巣箱の組立方法および設置場所の選定研修
巣箱組立キットの組み立て方や日本ミツバチの営巣で一番大切な巣箱の設置場所の選定について学びます。(1回 3,000円)
また、安全確保やトラブル対応などもセミナーや研修を通じて学ぶことができます。
※①②の開催場所は、◆東北地域→岩手県盛岡市◆関東地域→埼玉県狭山市◆近畿地域→奈良市◆中国地域→広島県尾道市◆九州地域→熊本県上益城郡
なお、①はZOOMオンライン開催の場合があります。
③直接指導:みなさんの現場へ吉川代表が訪問指導します
研修を受けて自分たちの森や農園に巣箱設置を行うのですが、それが正しいのかが分かりません。
そこで、吉川が直接ビーフォレスト・コミュニティを訪問し、巣箱設置の確認とアドバイスを行います。(全国無料)
C:ビーフォレスト・クラブ正会員として、ビーフォレスト活動や各種イベントに参加できます。
※コロナウィルスなどの影響により内容が変更される場合があります。
(3)巣箱助成申請の条件
- 申請者は、正会員または、団体会員になって、申請を行ってください。
- ビーフォレスト・クラブの正会員が2名以上いるグループが対象となります。
(例) ご夫婦・友人グループ・里山クラブ・各種サークル・学校・企業など
※サポート会員(応援会員)、家族会員は申請できません。
▶ビーフォレスト・クラブの会員の種類および入会
▶ビーフォレスト・クラブパンフレット
- 申請者は、下記のビーフォレスト・コミュニティ巣箱管理規約を守らなければ成りません。
▶「ミツバチと森をつくる」自立型ビーフォレスト・コミュニティ巣箱管理規約
- 巣箱を設置できる充分な広さの森や農園などを利用できる方
(判断できない場合は、説明会などでご相談ください) - グループ担当者(ビーフォレスト・クラブ正会員)が(2)B:①②のセミナーおよび研修を受講すること。
- ビーフォレスト活動は、営巣状況をビーフォレスト・クラブ本部へ月に一回、メールなどで報告すること。
※報告内容は、定型文で簡単な内容です。
(4)巣箱助成の流れ

説明動画・入会方法・巣箱助成申請書へのリンク
00:【動画】参加までの流れ
01:【動画】巣箱助成説明
巣箱助成説明会と参加者の研修風景
現在、コロナウィルスの影響でZOOM(オンライン)で行っています。

巣箱あげます! 巣箱助成セミナー・研修風景


(5)ミツバチと森をつくる新たな仲間たちの声
巣箱素材について
ビーフォレスト巣箱は厚みが2.5㎝ほどの針葉樹の合板です。
針葉樹の素材で広葉樹の森づくり!です。
本来は杉などの丸洞(丸太のくりぬき)を用いるのが理想です。または厚い杉板で作ればより良いのですが…
日本全国の森や農園などに10万個の巣箱を置いて繁殖環境づくりを行う「ビーフォレスト再生プロジェクト」においては、価格・加工・保管・移動・組み立てのすべてにおいて合板の方が優れています。
私たちは、日本ミツバチの本来の棲み家である空洞のある大きな樹木が少なくなっていることから、日本ミツバチは難民状態であると認識しています。合板の巣箱は自然巣には劣ると思いますが、5年間の実績から問題なく使える素材だと判断しています。棲み家が減った日本ミツバチの仮設住宅として全国に設置していきます。
もし、丸洞や適度な杉板材を提供、資金面の支援をしていただける方がおられましたら、是非ともご協力をお願いいたします。巣箱助成の一助として活用させていただきます。
なお、現在使用しております針葉樹の合板は国産のホルムアルデヒドを含んでいない製品です。

日本のミツバチを守ろう!
「ミツバチと森をつくる」ビーフォレスト活動のすべてを記した書籍です。
日本ミツバチの生態・伝統養蜂や森づくり・生態系・ミツバチのいる暮らしや自然農法・自然養蜂について網羅!
自然を味方につけたい方へ。
2019年11月発行
